よくあるラブソング

「それでもボクはやってない」
周防正行、監督・脚本。
加瀬亮、主演。

現代の日本の裁判というものは、あぁなのかと。
実際見たこともなければ、周りにあったわけでもないが、あ、民事じゃなくて刑事。
モヤモヤしたまんま終わりました。
まぁ題名あれだもんな、そりゃそうだ。

理不尽、という言葉の意味を深くは知らないが、理不尽な世の中だ、と思ったのだ。
とりあえず有罪か無罪か決めるとこ。
裁判官だって、されど人間。
機械ではない。
だけど、無が有に、なってはならないのだ。
でも見極めるのは裁判官だ。
ボクじゃないんだ。



関係のないことだと思っていたら、いつか身に降り掛かるかもしれん。
忘れてゆくということは、こわいことだな。


今の自分には足りないものがたくさんある。
分かっていながら、放置。
面倒なことは避けて通りたい。

自分のすることにもっと自信をもて。
誇りをもて。
あたしのプライドってなんさ？
ない気がする。


加瀬亮は線が細かった。
やっぱ線の細い人の方が好きだなと思った。

理想像だけが、やけに出来上がっていくのであった。